インターネットについて考えた
■インターネットの世界。
いきなり、大げさなことを書く気はないのであるが、ホームページ制作の仕事を通して、インターネットの世界に、なにやら過大な期待を持つ人、逆に、ひどく警戒している人。時には、インターネットやホームページに何の意味も見いだしていない人など、インターネットに対して、色々な考えの方に出会う。
もちろん、人の考えは様々で、ここで何かを押しつける気などはないけれど、もし、今これを読んで下さる方がいるなら、その方は、ホームページを作ることを検討して下さっていると思う。少なくともホームページに何らかの興味を持っているから、ここにたどり着いたのではないかなと。であれば、あくまで自分の狭い経験でしかないが、インターネットの世界について書いておくのも、検討する上でお役に立つのではないかと考えたのである。
■インターネットは、誇張された実社会。
ウイルスがどうだとか、カード情報が盗まれたとか、隠しておきたい秘密がネットでばらまかれたとか、インターネットでは恐ろしい話が流れている。もちろん、それは事実を含んでいるけれど、でも僕らの住んでいる、この街も、絶対無害の世界でしょうか?
何もインターネットに一切関わらない生活をしていても、犯罪というものはあるし、事故もある。まじめな仕事の現場もあれば、いやらしい事をする場所もある。人間だって、良いやつも沢山いるけど、嫌なやつも沢山いる。みんなが、そういう社会で、自分なりに世界を作り、一生懸命生活をしている。
実は、インターネットも、そういう社会のあり方と、あまり変わらないと思うのである。危ない一面もあれば、素晴らしい一面もある。そこでの過ごし方を学んでいけば、いいだけのことである。
ただ、インターネットの社会は、実社会と密接に関わっているとはいえ、あくまで仮想空間である。だから、そこでは、物事が誇張されてあらわれる。誇張はされているけれど、決して、理解も出来ない世界ではないと思う。
このあたりを、簡単に書いてみたいと思う。
インターネットを東京に例える。
例えば、東京駅から、中央線という、インターネットの回線に乗って新宿駅に着くとする。新宿駅、ネットで言えばサーバーにあたるかな?そのサーバである新宿駅は、東京駅から来た信号を、次のステップ、新宿の街にはき出す。要するに、沢山の人が新宿駅で下車して、新宿の街にあふれていく。
西口は高層ビル群。一流企業も、都庁もある。石原慎太郎都知事もいる。東口はショッピング街。伊勢丹もあるし丸井もある。本屋に行くなら紀伊國屋書店もある。歌舞伎町に行けば、オネーサン達が待っているし、オニーサン達も待っている。ラーメン屋さんもあるし、高級時計店もある。海賊版のCDも売ってるし、高級ブランドも売っている。新宿は何でもありだ。
楽しいことも、危ないこともあるけど、みんな、この街を、それぞれの目的等を持って、住んだり利用したりしている。
まあ、いきなり結論だが、インターネットも基本的には同じようなものじゃないかと考えている。
ショッピングをしたいなら、高級ブランドもあるし、激安商品もある。勉強をする場所もあるし、働く場所もある。ずっといる人もいるし、たまにたずねてくる人もいる。
つまり、インターネットと言っても、同じ人間のやることなのだから、根底は同じものだと思う。ただ、実社会でも同じように、ルールを守らないやつもいるし、気をつけなければいけないこともある。でも、いいことも沢山ある。のではないでしょうか?
■では、インターネットの今までにない利点とは?
やや強引に、実社会と同じようなものだと書いたわけだが、実社会にはない利点があると思う。その全てを書く事は出来ないが、ひとつ、書いておきたいのは、情報の引き出しやすさである。
身近なことから考えよう。テレビを買いたいとき、今は、まずは価格コムで調べる人が多いのではないでしょうか?単に安いものを探すためだけでなく、商品の評価なども大いに気になることだ。こういった情報がたちまち手に入るようになったのだ。
もっとマイナーな情報だって手に入る。個人的な趣味に走るが、昔好きだった歌手が、テレビでは全く見ないし、どーなったかと思っていたら、自分でサイトを開き、そこで、元気に活動している様子や、自分でアルバムを販売していたりしているのが分かったことがあった。
人によって、どのような情報が有益かは様々だが、この豊富な情報は、生活に、今までにない影響を与えてきていると思うのです。
この膨大な情報の世界が、インターネットだと思います。
